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2012年11月29日イベント報告

給食栄養士のみなさんと長野市産農産物ほ場の視察研修会を開催しました

 長野市産農産物のPRと消費拡大を図るため、2012年11月16日(金)と20日(火)に、市立小・中学校および保育園の給食栄養士のみなさんと“れんこん”、“ながいも”のほ場(畑)視察研修をしました。当日は、関係者のべ27名の参加がありました。

 16日は湯~ぱれあ直売所の会のご紹介により、若穂綿内の小林さんのれんこんほ場を見学させていただき、お話を伺いました。ご当地のれんこんは、「綿内れんこん」と呼ばれ、千曲川の後背湿地を活用し栽培され、土がやわらかいのでれんこんもやわらかいのが特徴とのこと。掘り方も、他の産地では、泥の中に水圧を加えてれんこんを浮かび上がらせる掘り方もあるが、その方法はとらず、昔からの伝統的な全部手作業による掘り方で、足の付け根まであるゴム長靴を身につけて、泥の中を慎重に掘り起こし、れんこんを掘り取ります。旬のこの時期は、冬が迫り、風が冷たくなるのでかなりの重労働とのことでした。今年のれんこんは例年どおりまずまずの出来だそうです。

 20日はJAグリーン長野の富沢さんから、管内のながいもの特徴や生産量、栽培方法などのお話を伺いました。収穫はながいものつるが紅葉してからはじまり春先まで行われ、冷蔵することで1年中流通できるとのことでした。その後、篠ノ井東福寺のながいもほ場で収穫中の状況を見学しました。油圧ショベルでながいものある場所の横を深さ1.5mくらい掘ると、穴の両側にながいもが縦に植わっています。それをスコップで掘り出していくわけです。長さ1.2m位の立派なながいもが約30センチ間隔であらわれるのに、栄養士のみなさんは感心していました。また、来年のために、種芋は別の畑で管理をしているとのことでした。

 栄養士のみなさまはいずれの視察先でも熱心に質問を行い、今後の給食の献立に参考となった様子でした。

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